健康に気を使いだすと、とたんに今までは気にならなかったものが気になってきます。
新聞の記事なんかもそのひとつ。
大手広告会社が実施した健康意識調査なるものが新聞に出ていまして、それを見てちょっと安心してしまいました。
健康への意識と、健康のために実践していることなどを調査した結果なのですが、この結果がちょっと面白いです。
「なるほどなあ」というか、「あ、やっぱり」、みたいな。
調査によると「雑誌やテレビなどから、健康に関する情報を積極的に取り入れている」という人は、2年前の同じ調査よりも数ポイント上昇している反面、健康的な行動の実践はそれほど上昇していないこともあり、ようするに関心は高いけど頑張って健康的な行動をするというよりは、無理のない範囲でできることをする人が増えてきている様子がわかったようです。
この調査面白かったのは、健康のための消費をタイプ分けをしている点です。
たとえば、特に強い思い入れがあるわけではないけれど、どうせ買うなら健康に良い方を買うという「どうせなら消費タイプ」とか、買うことで安心を得ようとする「安心感消費タイプ」とか、SNSなどの影響かコミュニティー内での自分の見え方を考えて買う「ライバル消費タイプ」や話題作りを意識した「ネタ消費タイプ」など、「ああ、あるある」って感じでした。
さんざん油ものを食べて、トクホのコーラを飲むのなんて、安心感消費タイプですよね。たぶん。
自分を振り返ってみると、一貫して一つのタイプというよりは、時と場合に応じて、使い分けているという感じです。
というか、健康意識はあるんだけど、ガチでやるほどには本気になることはないのかもしれません。